今回でメールを送信する方法のシリーズは完結します。やっと送信作業に入ります。送信の仕方はいくつかあって、わたしもいつも忘れてしまいますが、わたしのお勧めをまずは、紹介いたします。
おさらいです。前回までは、キャンペーンを作成し、リストを作成し、メールテンプレートを作成しメール本文を作成してきました。もしもここにダイレクトに飛んできた方は、前に戻ってください。
テスト送信
まずは、テスト送信して、自分で作成したメールを自分に送ってどんな風に送付されるのか確認してみましょう。
メールテンプレートドラフトの中から今回作成したテンプレートを見つけて、選択してください。
選択するのは、上記の場合、※TL_サンプル210418_9999という部分です。マウスでクリックするとその内容が開きます。
上記のような画面になります。中段にメッセージと記載があり、その右側にタブが二つあるのは、HTML形式とテキスト形式が確認できるタブです。
この状態で、メールテンプレートを編集 ボタンを押してください。
前回、作成した画面が出てきます。上部に ◎テスト のタブがあるので、そこをクリックしてテスト送信の画面を出してください。
追加するリストを選択 というフィールドをクリックすると、各リストが出てきます。
今回は、※TL_サンプル210418_9999というサンプルテストリストを作成しましたので、それを選択します。
そして、隣の テストリストに送信 ボタンを押してください。
ここで、リスト内容が心配になった人は、Chromeの最上部に「+」のボタンがあるので、別画面をもう一枚開いて、別の画面でPARDOTに入って、マーケティング → セグメンテーション → リスト で自分で作ったテストリストを探して、内容を確認してください。
テストリストに送信 ボタンを押すと以下の画面のように、緑のバーでテストリストが送信されたアドレスも出てきます。このアドレスに出てきた部分を全部選択してコピーして下部にある個々のメールと記載してあるフィールドに全部を張り付けて、個々のメールに送信 ボタンを押してください
そうすると、自分あてにテストメールが飛びますので、内容を確認して、おかしいところを作成の部分に戻って修正して、適切な文章としてください。
テストリストに送信の場合には、件名が「検証 ・・・・」となり、名前入りで送信されます。
下段の個々のメールに送信では、件名が「検証HTML ・・・」と「検証テキスト ・・・」の二つのメールが送信され、名前が空欄でメールが飛びます。それなので、いきなり「様」から始まっていますが、そういう仕様なので、問題ありません。
逆に、{{Recipient.LastName} とか記載があれば、それは、正しくないので、もう一度、リンクを貼りなおしてください。
ここで、説明し忘れたものがありました。
それぞれの変数について説明してませんでした。もともと、上記にある{{Recipient.LastName}}を消さないでいれば、それは、先方の名称であり、その人のファーストネームをそこに入れなさい。という命令ですが、その説明をしてませんでした。
メール作成画面に戻って、メール文書を入れるところで、いろいろなアイコンがありますが、「差し込み項目」というボタンをクリックすると、
上記内容のWindowが立ち上がります。この中で、
「受信者」の中の「姓」を選択すると、{{Recipient.LastName}}と出てきます。これは、変数なので、名前だけでなく、いろいろな内容を、変数でメールの中に入れることができます。例えば、イベントを開催するのに、入場者に特定番号を連絡するとか、WEB配信するのに、特定URLを連絡するとかに使います。詳細は、また別の機会にご連絡いたします。
エンゲージスタジオで送信する
メニューの マーケティング → Engagement Studio として、エンゲージスタジオの画面を開いてください。
+Engagementプログラムを追加 ボタンをクリックしてください。以下の画面となります。
ここで、エンゲージスタジオの名称を入れてもらいたいのですが、テストで入れる時には、※マークを頭の文字としてください。後で削除するとき識別しやすいためです。
ここでは、
名前を、※EG_サンプル210429_9999
フォルダー 変更しない
説明 テストなので、後で削除
受信者リストを、ここでは、
※SL_サンプル210418_9999
を選択しました。
除外リストは、特に入れてません。
次の業務時間内のみにメールを送信に
☑が入っておりますが、これは、以下の営業日の月曜日から金曜日までが、選択されている状況で、その下の始業時間と就業時間の間だけメールを送信するというもので、タイムゾーンは、日本の東京時間で計算するという内容です。
今すぐに送りたい場合には、この☑を外しておいた方が良いでしょう。なにか、先方からのメールに対するリアクションが必要な場合には、☑を入れて稼働時間内に限定した方が良いです。
最後のプロスペクトに複数回プログラムにエントリすることを許可しますは、✓しないで、空白としてください。ここに✓を入れると同じ人に何回も同じメールが飛んでしまい、とてもウザいと感じられます。
以上が設定できれば、 ✓保存 ボタンを押して保存してください。すると、以下の画面になります。
真ん中に + がありますが、この + を押してください。
上のようになったと思いますが、ここで、■アクション を選択してください。
スクロールバーを最下部に持っていくと、メール送信というところがありますので、そこをクリックしてください。
メール送信を選択すると、上記のようになるので、メールテンプレートを選択 フィールドをクリックして今回、作成したメールテンプレートを選択します。
ここでは、 ※TP_サンプル210418_9999 を選択します。即時を選択して ✓保存ボタンを押します。
これで、エンゲージメントスタジオを開始すれば、メールが送信されます。
折角だから、もう一つ
折角エンゲージスタジオで行うので、もう少し、付け加えましょう。
メールを送信 と 終了 の間に + がありますので、その + を押してください。
また、同じようなものが出てきました。前回は アクション を押してメール送信を選択しましたが、今回は、トリガー を選択してください。
トリガーの中から、メールの開封 を選択してください。
上がメールの開封の内容を設定する画面となります。評価日時がありますが、ここは、7(半角数字)とでも入れておいてください。7日間の間で集計しますという意味です。
こんな形になったと思います。そしたら、左側の + ボタンを押してください。そして、終了を選択すると、
こんな形になります。普通はエンゲージスタジオのテストを実行して動きをイメージで確認するのですが、これは単純なので、テストはしなくても大丈夫でしょう。7日後には、メールを開封した人が右側に、メールを開封しなかった人が左側に数字で記載され、その数字を押せば、誰がメールを開封したのか、誰が開封しなかったのかもわかるようになりました。
エンゲージメントスタジオを使わないでメールを送信する。
エンゲージメントスタジオを利用しないでメールを送信する方法を説明します。こちらが一般的かもしれませんが、ただ、送るだけではもったいないので、私はエンゲージメントスタジオを使ってメール送信する方法を推奨してます。まず、マーケティング → メール → 新規リストメール を選択してください。
以下のWindowが開きます。
名前を ※テストリストメール_9999 と適当に名称を付けてください。
また、キャンペーンは今回設定した、CP_キャンペーン名YYMMDD_9999 と選択、
テンプレートを選択するWindowが立ち上がるので、今回設定したテンプレートを選択して、適用をおします。
見つからない場合には、自分の社員番号4桁で、名前で検索の個所に入れてみれば出てきます。
以下の画面になったら、メール本文内容が適切であるかどうかをもう一度確認してください。
テストタブを開いて、テスト送信を行ってください。
送信タブを押してみると、
今までにない、宛先を入れこむ画面が出てきますので、ここで、リスト(送付先)のフィールドに送付先のリストを選択ボタンを押して選択し、除外リストがあれば、右側の除外リストに入れこみ
下にスクロールして
件名を確認して、最後の完了アクションの □プロスペクトがこのメールを開封 に✓をつけて
リストに追加等を選択して、リストを選択して、
保存 ボタンを押します。保存するとメールのドラフトに出てきます。
ドラフトを選択して、編集モードにして送信タブを押せば、
上記内容が出てきますので、今すぐ送信ボタンを押すか、スケジュール設定をしてください。
これで、メールを送信することができました。
送信すると、ドラフトの部分には出てきません。送信済みの個所に出てきます。
以上です。
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