PARDOTの基本的なデータは、顧客データとなります。顧客データのエクスポートとインポートの方法を知っていると、大変便利なので、ご紹介させていただきます。
エクスポート
PARDOTでエクスポートとは、PARDOTの中に入っているデータをダウンロードすることです。
PARDOTのデータは顧客データです。つまりは、プロスペクトのデータとなります。各人の名前であったり、メールアドレスであったり会社名であったりします。
プロスペクトをエクスポートする。
登録されているすべてのプロスペクトをエクスポートするには、
プロスペクトのプロスペクトリストを選択して、プロスペクト全体を表示したのちに、
右上の 「ツール」を押して、次に「CSVファイルとしてエクスポート」を選択します。
すると、以下の画面になるので、エクスポートされるファイル名を付けて、「高速エクスポート」 か 「完全エクスポート」選択をして、エクスポート ボタンを押します。
エクスポート名は、なんでもよいですが、YYYYMMDDprospect のような形にしておけば、いつの時点のものが後にわかるので、いかがでしょうか?
エクスポートが完了したら、csvファイルがメールで送信されます。ということなので、メールを待ってダウンロードするだけとなります。
状態を知りたい場合には、以下のように「管理」の「エクスポート」で状況が確認できます。
上の場合には、一番上のものが、待機中となっているので、それは、まだ、出来上がっていないというものです。すでにエクスポートが完了してあれば、以下の図のようにダウンロードが押せる状況となってますので、ダウンロードを押して、ダウンロードしてください。
プロスペクト全体のエクスポートは、普通使わないと思いますが、定期的にダウンロードしておくと、バックアップという意味でも安心だと思います。
リストをエクスポートする。
まず、リストを表示します。「マーケティング」→「セグメンテーション」→「リスト」と進み、リストを表示したのち
エクスポートしたいリストを表示させ、「ツール」→「csvファイルとしてエクスポート」を選択
後は、全体のプロスペクトのエクスポートと同じようにエクスポート名を入れて、「高速エクスポート」 か 「完全エクスポート」選択をして、エクスポート ボタンを押します。特定のリストのエクスポートなら、高速よりは、完全を選択することのようが多い気がします。
あとは、すべてのプロスペクトのエクスポートと同じです。
ダウンロード
ダウンロードを押すと、以下のWindowが立ち上がります。
ファイル名を日本語で入れると、上記のように______.csvになってしまいますので、事前に英数で入れればよかったのですが、この時点でもファイル名は変更できるので、適当な名前で保存しておきましょう。csvファイルを開くと、以下のようになります。
csvファイルなので、エクセルで開くと、すべて標準幅のままなので、必要に応じて、セル幅を変更してください。
PARDOTの場合には、キーがEmail(メールアドレス)になっているとの認識をここでお願いします。
エクスポートは、以上です。
インポート
インポートは、以下の図のように、「管理」→「インポート」→「プロスペクト」で行います。
まったくの新しい名刺をいただいた新規プロスペクトでも、すでに存在するプロスペクトを一括で変更したい場合にも、このインポートを使用します。
はじめに、名刺データからインポートしてみましょう。
ここで、ご紹介します名刺ソフトは、Wantedly People(以後:W People) という無料名刺ソフトです。複数枚同時にスキャナ可能ですが、そうすると認識率があまりよくないので、一枚一枚名刺撮影をする方が、結果的に時間がかからないと思いました。このW Peopleは、csvにダウンロードする機能がついているので、PARDOTにデータをインポートするときに便利です。展示会等で名刺を大量に頂くときに使うと便利です。他にも名刺管理いろいろ出てますが、csvにダウンロードできるものでないと、ここでは使えません。W peopleでは、以下のようにダウンロードできました。上記順番や列名は、ソフトによって異なります。
次に、必要な項目(列)と不要な項目(列)に分けて、
不要な項目は列を削除して、すっきりさせて、以下のようになりました。保存しなおしてください。
csvで保管するのですが、UTF-8 形式で保管するのがポイントです。もしも、csvファイルがUTF-8ファイルで保存されていなければ、メモ帳でcsvを開いて、UTF-8 形式で保存しなおす必要があります。
ファイル選択画面
ファイル選択画面で、+ファイルをアップロード を押してファイルを選択するか、エクスプローラーからドラッグ&ドロップでファイルをこの部分に置きます。
以下に2点にチェック
□ メールアドレスを使用して、プロスペクトの作成と更新を行います。
コンプライアンス □ Pardotのパーミッションマーケティングポリシー を読み、・・・・
次へ を押す。
項目をマッピング
項目をマッピング画面になると、項目が「インポートしない」になってますが、ここで、該当するフィールド名を選択していきます。
たとえば、上記のように当てはめていきます。上書きのところは、新規名刺であれば、既存データへの上書きで良いです。
郵便番号は、zip ですし、住所は、address one になります。
次へ を押します。
ここで、キャンペーンを入れて、次へ を押します。
キャンペーンは、事前に作っておかなければなりませんが、まだ、作っていない場合には、chromeでもう一画面開いて、キャンペーンを作ってください。キャンペーンを入れたら、次へ を押してください。
アクションを選択
リストに追加するか、プロスペクトをインポートするのどちらかにチェックを付けて、次へを押してください。この場合も、もしも、リストが作成していない場合には、キャンペーンと同じく、chromeでもう一画面開いて、リストも作成して入れてください。
「プロスペクトをインポートする」を選択した場合には、リストは不要です。
確認して保存
内容を確認して 確認して保存 を押して登録してください。
次に、はじめにエクスポートしたデータを変更してアップロードしてみましょう。
例えば、医師のみのリストがあったとします。そこのジョブタイトルが、病院長であったり、理事長だったりして、医師が入っていたり、入っていなかったりする場合があるので、すべてのジョブタイトルに医師というキーワードを追加したい場合を例にとって説明します。
まず、医師のリストをダウンロードしてください。今回使うのは、EmailとJob Title の項目だけです。
EmailとJob Title の項目だけにしました。他の列は削除しました。
ここで、エクセルの機能を使って、それぞれの人に「医師」を追加していきます。オートフィルターを使って、すでに医師というキーワードが入っている人を行削除しておいたのち、
私の方法は、C2のセルに「 =+”医師・”&B2 」という式を立てて、下にコピーして作ります。
それぞれの内容の頭に「医師・」が入りました。このC列をB列にコピー値固定して、C列を削除して作成します。
エクセルの作業が完了したら、CSV形式のUTF-8で保存してください。ここでは、名前を新たに作って保存してください。ダウンロードしたものをもとに戻せるように、ダウンロードしたファイルは、念のため取っておいてください。
新たに作成したcsvファイルを、上記「インポート」のところから、同様にインポートを行えば、プロスペクトの一括変換ができます。
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