354:tableau フィールドに複数の内容が含まれる場合の処理

300:PARDOT

例えば、一つのフィールドに複数の内容が入ったものを集計したい時に、その区分けをしないと集計ができません。その場合について、テクニカルレポートに問い合わせしたときの回答を参考に記載したいと思います。

具体例

元データは、

このような、品目と数量は、個別であるが、分類が数量と売上という区分が入っていて、数量の集計とか売上の集計がしたいのに、できない状態のデータです。

アウトプット

以下のような形に整えて、分析がしたい。というのが、今回の目的です。

解決策

ポイントは、新しい計算フィールドを作って、tableau上で、改めてテーブルを作ってしまうというもの

上記フィールド名に★が付いたフィールドは、計算フィールドによって新たに作成したフィールドです。

まず、分類が月と分類内容が合体されているので、★分類を下2文字を計算して、数量と売上に分ける。

もしも★分類が数量であれば、元のフィールド数にある数量が入り、数量でなければ、NULLが入るフィールド★数量を作成

もしも、★分類が売上であれば、元のフィールド数にある売上が入り、売上でなければ、NULLが入るフィールド★売上を作成

分類フィールドから、月の文字列が何番目かをカウントして、LEFT関数で、分類フィールドから月カウントまでの文字列を分離して、★月フィールドを作成

ポイント:FIND(フィールド名,検索文字列)で、何文字目かを計算する計算式

新たなテーブル

色がついているのが、元データ。それ以外は計算フィールで作成した新フィールド

これで、NULLを無視することで、品目別月別売上と数量が計算できるようになりました。

結果

計算することができるようになれば、元の

であったり、

であったり自由に集計ができるようになりました。

この方法は、一人では絶対に思いつかないことですので、テクニカルサポート様様です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました